みなさん、京都にある「賀茂別雷神社」ってご存知ですか?
「かもわけいかづちじんじゃ」と読みます。
京都で最も有名な神社です。
そうです、上賀茂神社のことですね。
よく呼ばれている「上賀茂神社」は通称で、正式名称は「賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)」になります。上賀茂神社は京都で最も歴史が深く、最も有名な神社と言っても過言ではありません。
世界文化遺産にも登録されていますね。
ちょっとだけ歴史のご紹介。
平安時代より前に建立しています。「京都三大祭」の一つとして知られている「葵祭(あおいまつり)」が行われる神社としても有名です。(ちなみに他の京都三大祭は、「祇園祭」と「時代祭」)。
正面の大きな朱の鳥居をくぐると、正面にあるのが細殿(ほそどの)。現在、式が行われるのがこの場所になります。その細殿の前にあるのが「立砂(たてずな)」というモニュメント。様々な上賀茂神社の写真を見ると、この「立砂」を目にすることが多いのではないでしょうか。上賀茂神社の代表的なモニュメントです。この立砂は、上賀茂神社の北に位置する山、神山(こうやま)をご神体として模して作られたものだそうです。鬼門に撒かれる「清めの砂」の起源だと言われているみたいです。
京都ちょこんでも、上賀茂神社で結婚式を紹介しています。
神社のご紹介 上賀茂神社
上賀茂神社の結婚式の流れ
上賀茂神社での結婚式の流れをざっくりと簡単にですがご説明します。
①巫女さんから式のご説明
式のおよそ30分前ぐらいに控え室の参集殿に到着。
巫女さんから式中の作法や注意点などの説明があります。
②式直前に「手水の儀」
式の前に手を清める儀式を終えてから、参進が始まります。
③参進の儀
赤い番傘を差して参進する「花嫁行列」ですね。神聖で厳粛な式なので、すごく想い出になるのでないでしょうか。そのまま正面の鳥居をくぐり、目の前にある細殿に昇殿(入場)し、式を執り行います。雅楽演奏もあり、粛々と式は進みます。式の時間はおよそ40分程度。
基本的に式中の撮影は、「三三九度」からになります。
④ご本殿および片岡社をご参拝
その後、ご本殿へ移動し参拝し、片岡社というお社を参拝します。
ご神職の方と巫女さんが先導してくれます。ちなみにご本殿は、一般の参拝ができない国宝の本殿です。上賀茂神社の結婚式だからできる参拝ですね。
⑤写真撮影
撮影をご希望されている方は参拝の後に撮影の時間があります。ご親族での集合写真やご友人との写真など、撮影の時間が少しあります。これで一連の式の流れは以上になり、その後会食などがある場合は、会食会場へ移動になります。
ざっくりでしたが、上賀茂神社での結婚式はこのような流れになります。
全体でおよそ2時間ぐらいでしょうか。結婚式をお考えの方にご参考になれば幸いです。
その他神社などのご相談や、式の時の衣裳、撮影についてなども、いろいろご提案させていただきます。
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