知恩院で結婚式｜京都の神社をご紹介

仏様のご加護とご両家のご先祖様に見守られて

「お念仏のふるさと」として知られる京都の知恩院では、参拝・法要などの他に結婚式も執り行うことができます。このお寺は、浄土宗の総本山としても知られており、宗祖である法然上人が後半生を過ごし、そして没したゆかりの地に建立された由緒正しいお寺です。そんな歴史あるお寺で、厳かな結婚の儀式を執り行うことで、謙虚で敬けんな気持ちで新たな門出を迎えることができます。

知恩院は、「佛本行集経」に解かれている故事に基づいて、浄土宗の本尊である阿弥陀如来像の前で、浄土宗の結婚式の特色である「行華（あんげ）」の儀式を中心として執り行われます。そこで2人は、阿弥陀如来像に向かって共に明るく・正しく・仲良くあることを誓うのです。浄土宗約7000ヶ所のお寺の総本山であるこのお寺では、行華（あんげ）というこの宗派独特の結婚式が行われます。
この行華とは、阿弥陀如来像の前で執り行われますが、後にお釈迦様に生まれ変わった青年と、ある少女の物語に由来し、7本の花のうちから男性は女性から贈られた5本を、また女性は残りの2本を仏様の前に捧げ、誓いの言葉を述べることで、結婚の証とするものです。新郎新婦ご両家の先祖代々の位牌をまつり、仏様のご加護とご両家のご先祖様に見守られての挙式は、これから新しい家族を築いていく上でとても良い縁が結ばれたことになることと思います。良い縁に出逢うことで、お念仏の生活の中で生かされているということに気付くことができる、とても意義のある儀式です。

京都で本格的な仏前式を写真に残す

そんな知恩院での結婚式は、京都で本格的な式を挙げたいと考えているカップルに人気があります。知恩院での挙式は1日で2組と限定されているため、時間に左右されることなく、時間の許す限りお寺で幸せな時を過ごすことができます。そんな大切な時間を写真に残されたい方は、弊社カメラマンが1日密着して撮影させていただきます。自社にカメラマンがいるため、撮影の打合せも可能で、当日はどんなカメラマンが担当するのかが分かり安心です。
挙式セットプランには、挙式に必要な衣装のレンタル、着付、ヘアメイク、美容師のアテンド、知恩院への往復送迎が全てセットになって130,000円（税別）です。新婦様の衣装を白無垢と色打掛の2点ご希望の場合は40,000円（税別）の追加で可能です。花嫁衣装は約80点の中からお好きなものを選ぶことができます。結婚式のあと、披露宴や会食で洋装をご希望の場合は、業界でも人気のあるメーカーからレンタルすることが可能です。デザインやサイズが豊富にあるため、一般的なドレスショップでは気に入るドレスがなくても、きっと満足いくドレスがあると思います。

普段立ち入れない特別な場所で、気持ち新たに

知恩院では、1日2回・午前の部と午後の部に挙式が行えるようになっており、当院の僧侶が一組一組を丁寧にサポートしてくれます。 午前の部は10時〜、午後の部は14時〜となっています。また、この寺院は浄土宗の総本山でもありますが、挙式に宗教や宗派は問わない考え方であるため、誰でも安心して申し込むことができます。実際に知恩院で結婚式を挙げたカップルの口コミとしては、「なかなか入ることができない阿弥陀如来像の前で挙式ができたことにとても感動した」、「国宝や重要文化財の多くあるお寺で式を挙げたことで、新たな気持ちになれた」、「スタッフが皆お坊さんなので宿坊に来た気分が味わえ、キメの細かい対応に気持ち良く式を挙げることができた」など、このお寺で結婚式をされた方のほとんどが喜ばれています。知恩院で結婚式を行うことは、新郎新婦ばかりでなくそのご両親やご親戚・ご参列者の方達も感動される、素晴らしい一日になると思います。