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京都で和装の結婚式に関する情報発信

京都ちょこんブログ

赤ふきの白無垢について

こんにちは。
「京都の神社で和装結婚式」の京都ちょこんスタッフです。

初夏の暖かさ…を通り越し、お昼は暑く、夜はグッと冷え込む6月の始まり。
ジューンブライドですね!
といっても海外で言い伝えられている風習なので、日本では梅雨という時期でもあり、なかなか天候に恵まれるシーズンではないかもしれませんね。まぁ…6月以外に結婚したって幸せな方々はたくさんおられますので、ご結婚されるおふたり次第というところでしょうか。

和装結婚式で人気の衣装は??

ところで、みなさんは和装結婚式の際に身に付ける、最も人気の花嫁衣装はご存知でしょうか?
そうです、タイトルでもあった通り「白無垢」です。
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白無垢というのは、打掛や掛下、帯、草履、小物など身に付けるもの全てを白に統一する婚礼衣装のことを言い、表裏地も全て白色で仕立てられているのが一般的な白無垢です。和装結婚式における花嫁の”最高礼装”とされていて、白色は「清浄潔白」の意味を持ち「嫁ぎ先の色に染まる」という花嫁の思いを表しているそうです。最近ではテレビで芸能人の白無垢姿を見る機会もあります。

そんな人気の白無垢選びでよく聞く悩みとは…

よく花嫁さんから「白一色なので全部同じに見える」というお悩みをお聞きすることが多いですね。写真だと判別しにくいですが、よく見ると白無垢にもそれぞれ柄があり、生地にも種類があって刺繍の仕方も違います。白無垢だからといって、白一色だけでなく、赤色を一部に施した白無垢もあります。
あまり知られていないかもしれないので、簡単にご紹介いたいします。

白無垢の色にもそれぞれ違いがある

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生地によって手触りも違う

一般的な白無垢は、全て白で統一します。写真では微妙ですが、若干色味が違います。わかりますか?
上の写真の白無垢は、正絹で仕立てられたもので、少し黄色味がかった生成色で、しなやかな柔らかい。
その下の写真の白無垢は、化学繊維ならではの真っ白な白無垢になります。少し堅く、着崩れしにくい。
ぼんやりですが、色の違いがわかりますでしょうか?もちろんどちらが正しいとかはありません。花嫁の好みによるところが大きい気がします。

赤ふきの白無垢ってなに?

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裏地やフチに赤を用いた白無垢

こちらが赤ふきの白無垢。
「ふき」というのは、裏地を表に折り返して、綿入れをしている裾部分などを言います。綿を入れて重みを出すことで、風などでシルエットなど着崩れないようになっています。
赤ふきの赤の意味ですが、元来より赤は鳥居の色でもあり、紅白でおめでたい色とされています。一般的に「白赤黒」は花嫁を引き立てる色で、赤ふき用の綿帽子だと、写真の顔写りも良くなる効果があると言われているので、赤ふきの白無垢でご結婚式をされても、前撮りで写真撮影をされても、まったく問題ありません。

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花嫁用小物にも種類がある

写真など撮影する際に、扇子や懐剣、はこせこなどの花嫁が所持する小物が映ります。
その小物も、赤ふきの白無垢に合わせて、赤にすることができます。もちろん白の小物のままでも魅力的でキレイですが、「もう少し色味がほしい」という場合は、赤に変えるのも良いと思います。

白無垢を選ぶポイントは?

白無垢の種類について簡単にご紹介しましたが、選ぶときのポイントは、大きく分けて3つ。

1. 最初に「白一色の白無垢」か、「赤ふきの白無垢」かどちらかを選ぶ

白一色の方が種類が多いので、その時は次の選ぶポイントへ。赤ふきの白無垢にされる場合は、そのお店にある赤ふきの中から選びましょう。

2. 次に「生成色系」か、「真っ白系」かを選ぶ

生成色か真っ白かは、衣装選びをするお店によって扱っている数が異なるので、どちらかに決めておくとその後スムーズかもしれません。数着ほど両方を見せてもらって決めるのも良いかと思います。

3. 最後に柄で選ぶ

柄は様々で数多くあるので、最初に柄でこだわるといろいろと迷ってしまいます。柄はなるべく最後で選ぶようにすると良いと思います。

白無垢は、衣装それぞれに違いがあっても、全体的にどうしても似たような雰囲気に見えてしまいます。なので限られた選択肢の中で、優先順位を決めて徐々に絞っていくと良いと思います。特に写真撮影をする場合は、白無垢の柄を完全に写すのは難しいので、あまり柄でこだわらず、全体の雰囲気を見ながら選ぶと良いかと思います。

お客様の中には「古来からのしきたりに習って自然な風合いの生成色がいい」という方や、
「白無垢なら真っ白がキレイ」という方もいらっしゃいます。
もちろん「デザイン的にもチラッと赤裏地が見えるのがかわいい」という方もたくさんいらっしゃいます。
現在は白無垢でも選べる種類や小物との組み合わせも増え、昔からの風習に習いつつも新しいものが出てきます。各々の考え方や、新郎新婦が挙げたい式のあり方次第でもあるので、それに合わせていろいろな衣装をお選びいただければ良いかな、と思います。

京都ちょこんでは、それぞれの白無垢をストックしておりますので、お打ち合わせでご試着いただけます。
赤ふきの白無垢をご検討されてる方にオススメです。お気軽にお問い合わせください。

 
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